最近のお知らせ
遂に昇天されました(つД`)ノ
今までお務めご苦労様でした!
色々と東奔西走しましたが
やはり新品はいいお値段致します(◎_◎;)
そうは言っても背に腹は変えられず…
というわけで
今後はいい氷⁉︎をバンバン使って
蕎麦など冷やしていきます!
「えっ!?真夏に新そば…??」
あなたはそう思われるかも
知れませんが、
実はもう当店には初物の新そばが入荷しております。
「嘘、ごまかし、偽装(^^;;」の類ではなく、
正真正銘の穫れたてホヤホヤの新そばです。
「新蕎麦の時期は10月頃じゃないの?」
そうなんです、
確かに新そばの時期は10月頃からですよね。
ですが、それは世間一般で「新そば」と認識されている
いわゆる秋新(=秋の新そば)の事を指しております。
「"秋の"ということは"夏の"新そばも存在するの?」
そうなんです。あなたの考えている通り、
「夏の新そば」なるものも存在しており、
まさに今回入荷した新そばが
その夏新(=夏の新そば)というわけなんです。
「でも秋の新そばの方が味も香りも良いよねー」
そう、確かに一般的には秋の新そばの方が
味も香りも良いとされています。
これは、実をつけるまでの日照時間が
秋の新そばの方が長いなどの理由があります。
ただ、夏の新そばも真夏の太陽の光を一杯に浴びて
すくすくと育ち、また急激な温度変化に強いという
性質もありますので、昼夜の温度差にへこたれず
真夏でも立派な実をつけます。
そんな夏の新そばを、はやる気持ちを抑えつつ
早速試し打ちしまして、
お楽しみの(笑)試食タイムをしましたが、
正直秋の新そばに引けを取らない仕上がりでした。
淡く爽やかな緑色、蕎麦特有の香り、味、共に
遜色ないまさに新そばのそれでした。
強いて言うなら夏の新そばの方が、秋の新そばよりも
爽やかで軽やかな味わい、という印象で、
「それがまたこの暑い時期に食べるのにはもってこいの蕎麦」
というのが率直な感想です。
「江戸の昔から今も変わらず待ち望まれる新そば。
そして…」
何だかんだ言いましても、
初物を待ち焦がれてそれを頂くということは、
今となっては季節の変化を感じられる
数少ない貴重なイベントだと思います。
美味しいものを食べて季節を感じるなんて、
日本人として最大の楽しみではないでしょうか?
少なくとも私は旬のもので美味い酒を飲むのが…(以下略^^;)。
とにもかくにも暑い毎日で外に出るのも億劫ですが、
何かのついででも構いません、旬のものを味わう楽しみを
感じに来てみてはいかがでしょうか?
そして…せっかく蕎麦屋に来たのならば、
蕎麦が来るまでキリッと冷えた冷酒(燗酒なら
なおいう事はありませんが(^^;;)なんぞをキュッと飲って
お待ち頂いて…からの目の覚めるような
しゃっきりとした「夏の新そば」、なんていう
ちょっとした「プチ贅沢な避暑」はいかがですか?
酒、酒肴、蕎麦、全て私たちにお任せ下さい。
お値段以上と感じて頂けるよう全力を尽くします!