インフォメーション

2012-06-15 12:12:00
今回は、普通酒についてお話します。
こちらの話の方が、この前の話より
身近に感じる方が多いかもしれません。


前回の「特定名称酒」、ある一定の要件を満たすと、
その名称を名乗れる、という制度でした。

当然のことですが、特定名称酒ではない
お酒も存在します。
それが「普通酒」と呼ばれているお酒です。

普通酒にも
●アル添普通酒
●増釀酒
の2種類があります。
簡単に一つずつ説明しますね。

アル添普通酒
俗にいう「普通酒」のことです。
地方の地酒蔵で地元の人の晩酌用に
廉価で出していて地元で消費されてしまうものとか、
逆に有名な蔵の一般に出回っているお酒
などによくあるやつです。
八海山や雪中梅の普通酒なんかは
この辺のスーパーでもよく見かけますよね。
というより普通酒しか見かけませんが…

それで普通酒はどんなお酒なの?というと
仕込米(=日本酒を造る時に使う酒米)1トンに対して
280Lまでのアルコール添加が許されていて、
糖類、調味料の添加は一切不可という決まりがあります。
特定名称酒では10%以下の添加ですので、
結構いい量の醸造アルコール添加が
認められていますね〜(´・ω・`)


さてお次は増釀酒の出番です。
これは俗に三倍増釀酒などと呼ばれていて、
超大手蔵の所謂「パック酒」を想像して頂ければOKです。

増釀酒は、仕込米の半量のアルコール添加が認めらており、
糖類、調味料の添加も認められています。

できたお酒に沢山の醸造アルコールを添加、
そうするとアルコールが濃くなりすごく辛い酒になるので、
水、糖類、調味料を添加して味を整える…
と、元の酒の3倍の量の酒になります。
ので、これが三倍増釀酒(略して三増酒)と呼ばれる所以です(⌒-⌒; )




とまぁ普通酒の話は
こんなところなのですが、
この記事を書くにあたって
色々と調べてたなかで、
個人的に最も驚いたのは、
未だにこの普通酒達が
日本酒全体の7割を占めているという事実でした。

特定名称酒は全体の30%、
純米酒、純米吟醸酒に至っては
全体のわずか16%しかないんですよ!

普段「この純米は〜」とか
「こっちの純吟は〜」とか言ってますが、
ふと周りを見回してみると
すごーーく狭ーーいところで
ぶつぶつ言ってんだなぁ、
と改めて感じました。

更にその中で燗して美味い酒っていう…
もう小っさすぎて素粒子レベル(*´ω`*)ゞ




もう少し純米とか純吟の消費が
増えてもいいと思うんですけどねぇ…
ではまた次回に(*´▽`*)ノ))