この時期よく聞く「ひやおろし」って何?

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この時期やたらと目にする「ひやおろし」

なんとなく秋のお酒として知ってはいるけど、実際のところどんなお酒なのかはよく分からない…という方はぜひこの記事を読んでみて下さい。

その名の由来から、どんな造り方? どんな味わいなの? 美味しい飲み方は? まで分かりやすく説明してみました。



日本酒を造る時には、「火入れ」と呼ばれる加熱殺菌を2回行います。
1回目は、新酒ができあがって、タンクで貯蔵する前。2回目はタンクでの熟成を経て、酒ビンに詰める前です。

加熱殺菌をすることによって、お酒が「火落ち菌」と呼ばれる菌にやられて腐ってしまうのと、熟成し過ぎて酒質が変わってしまうのを防ぎます。
ここまでが、ひやおろしを完全理解するための前提です。

夏の間、お酒は少しずつ熟成を始めます。そして秋口、つまり今ぐらいの少し暑さがやわらいだ頃、抜群に味が乗ってきます。

そんな熟れ頃の絶妙な味わいを飲んでもらうために、ビン詰め前の2回目の
火入れをせず、そのまんまの味わいを詰め込んだのが「ひやおろし」です。

「冷や」(=火入れをしない)で、問屋さんに「卸す」から「ひやおろし」
というわけです。

ひと夏越えて、いい具合の熟成加減なのと、火入れをしていないフレッシュな味わいが見事に合わさってます。
まだ若さを残しつつ、まろやかな円熟味も味わえる贅沢さ。

しかも、この時期だけの期間限定のお酒となれば、酒飲みならずとも見逃すわけにはいきません!

ふくよかなのに若々しい、という今だからこその旬の味わいをぜひご堪能あれ!
季節商品のため、売り切れれば再入荷はありませんのでご了承くださいm(_ _)m 

 
追伸
「ひやおろし」という字面のイメージのせいでよく質問されるんですが、別に冷やして飲むべきお酒ということではありません。もちろん冷酒でも美味しいですけどねwでもまぁせっかくが乗ってきた純米酒ですから、お燗にしてじっくりと秋の夜長を楽しむのもオツなものですよ(^-^)v